日本キリスト教団 東海連合長老会
富士教会へようこそ。
〒416-0908
静岡県富士市松岡1193-18
Tel&Fax 0545-61-3516
☆礼拝説教要旨集は別ページにあります。上記のタブをクリックしてください。

初めて教会に
おいでになる方へ
初めての方もご安心ください。
聖書と讃美歌など、必要なものは教会でご用意しております。
聖書やキリスト教のお話を聞きたい方、讃美歌を歌いたい方、どなたもお気軽にお越しください。
礼拝は毎週日曜日午前10時15分から始まります。
11時20分くらいに終了します。(コロナ感染防止対策として短縮しています。)

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桑原睦彦
( Kuwabara Mutsuhiko)
プロフィール
1956年 東京で生まれる
1980年 東京神学大学大学院 博士課程前期卒業
1980~1984年 日本基督教団 洗足教会(東京都品川区)担任
1984~1997年 日本基督教団 小金教会(千葉県松戸市)主任
1997~現在 日本基督教団 富士教会(静岡県富士市)主任
・牧師からのごあいさつ
富士教会のホームページをご覧下さり、ありがとうございます。
日本にもキリスト教の教会があるけれども、一体どんなことをしているのだろうか、聖書のことや神様のことに興味はあってもいきなり教会を訪ねてゆくのも気が引ける・・・・。そんな思いの方もおいでになると思います。
教会は、日曜日の礼拝を中心として、初めておいでになる方々もお気軽に参加しやすいように、様々な集まりを用意しています。
聖書のこと、神様のこと、イエス・キリストによる救いについてなど、お知りになりたい方々は、ご遠慮なくぜひお出かけください。笑顔でお待ちしています。
聖書黙想
≪アブラハムの信仰に学ぶ(10)≫
創世記18章16~33節
神の御使いは、アブラハム夫妻に〝来年の今頃、イサクが誕生する〟と約束を告げ終えると、悪の町ソドム(とゴモラ)を滅ぼしに道を急ぎます。御使い達の目的は、〝イサク誕生の告知〟と共に、ソドムがうわさ通りの〝罪の町〟であるかどうかを調べた上で、これを滅ぼすところにもあったのです。
しかし主はその道すがら、ご自分がお選びになったアブラハムにも、ご自分のご計画を知らせておくべきだと思われて、御使いを通じその御心を表わされました。ちなみに、当初三人だったはずの御使いが途中から〝主〟に変わり、19章1節以下で今度は〝二人〟になるのは、それ程重大な意味がある訳ではない、その証拠に19章21節では再び〝主〟と変わる、主体は常に主なる神であるのです。
神のお考えを知らされたアブラハムは、そこで意外な行動をとります。その著しい悪と罪のゆえに、滅ぼされて当然のソドムの町(その住人たち)のため、執り成しをし始めるのです(22~32節)。それは、このソドムの町に、甥のロト一族が住んでいたからでもありますが、これまで何事につけても神の仰ることには〝はい〟と言って黙って従って来たこの人には珍しく、神のお考えを必死の覚悟で、問い直すのです。その中心は「義」の問題でありました(22~25節)。単純に考えれば、単なる口答えや不満を述べたようにも見える、アブラハムの言葉の端々には、しかし神への心からなる畏れと敬いが表されています(27、30、31、32各節)。このようにアブラハムが、ただ文句を並べ立てるだけでなく、正しいわきまえをもって神に食いさがるのは、先述のようにこの中心問題が〝義〟であるからで、それはそもそも神が、このアブラハムをご自分の器としてお選びになった理由・目的に適った姿でもあるのです。彼は、「息子や子孫たちに、主の道を守り、主に従って正義を行うよう命じて、主がアブラハムに約束したこと(12:2~3、17:4~8ほか)を成就」(19節)させなければなりません。そのためには、神のお考えを自分なりに充分納得できなければなりません。その責任と使命を果たすためにも彼は、信仰の理解を適当なところで誤魔化し、あいまいに済ませてしまう訳には行かないのです。その意味で、アブラハムの執拗なまでの食いさがりぶりは、むしろ神の御心に適った行動でありました。 その際、彼が〝もしソドムにも50人の正しい者がいたら・・・(24節)〟に始まって、次第に〝45人〟、〝40人〟、〝30人〟、〝20人〟、〝10人〟、と〝値切って〟ゆく仕方に違和感を覚える方もおられるのではないかと思います。しかしこのやり方は、いわゆる中東地域では今も昔も変わらずに、商売上ごく普通に行われている日常的な〝値切り〟の手法であるのです。その文化に馴染まない私たちには受け入れ難く思われるのは仕方のないことですが、神は精一杯その知恵を尽くし、力の限りに心理を追い求め、神の御心を理解しようとするこの人を斥けず、最後まで辛抱強くお付き合い下さるのです。それは、彼の信仰の成長の為にはどうしても、このステップを避けることが出来ない、これを省略することはしてはならないと受け止めて下さったからに他なりません。アブラハムにとってもこの経験は生涯忘れることの出来ない貴重な経験になったことでしょう。おそらくは一世一代の真剣勝負(参照/創32:23~33)であったと思います。 (来月に続く) 桑原睦彦
礼拝案内
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2023年6月11日(日)
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午前10時15分~11時20分
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聖書:イザヤ書44章21~23節
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使徒言行録1章6~11節
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「神の国が成るとき」
日曜学校
子どものための礼拝
礼拝 毎週日曜日 午前9時~9時30分
分級 礼拝後 午前9時30分~10時
0歳から中学生までの方のための礼拝が用意されています。礼拝では、聖書の言葉をやさしく説いたお話を聞きます。礼拝後の分級では、聖書の学びや語り合いをします。
お楽しみ会や夏期聖書学校、クリスマスなどの行事を通して、霊肉の成長を支援します。

お楽しみ会
お楽しみ会は、春、秋、冬に行われます。教会の外に出かけて、タケノコ掘りをしたり、動物園や公園で遊んだり、皆で楽しく過ごします。
教会で、バーべキューや餅つきをすることもあります。その時は、ゲームをしたり、本の読み聞かせをしたり、盛りだくさんの楽しいひとときです。
コロナも少しずつ落ち着きつつある今春、5月に教会で老若男女、ノアの箱舟(バランスゲーム)やビンゴゲーム等のゲームで楽しいひと時を過ごしました。雨の1日でしたので、室内での遊びとなりました。
晴れの日に機会が与えられたら、教会の庭でモルック(ボーリングみたいな?)等のゲームでまた皆で盛り上がりたいなと思っています。
子どもたちの健やかな心身の成長の為に、これからも出来ることを考えていきます。

夏期聖書学校
夏休みを利用して行う夏期キャンプです。近くの朝霧高原等の宿泊施設に泊まって、聖書の学びと楽しい野外活動で親睦を深めます。1泊2日、教会の大人の人たちと一緒に過ごします。みんなで聖書のこと、神さまのことを考えたり、遊んだり・・・、とても充実した2日間になります。
コロナ禍の現在は、宿泊はしません。
教会で1日だけの聖書学校を行なっています。2022年夏も聖書に基づいて朗読劇を作って発表しました。今回は「エマオ途上のイエスさま」(ルカ24:13~35)の箇所です。復活のイエスさまとの感動的な出会いを心を込めて朗読しました。とても愉快な絵本の読み聞かせも行いました。
今後も短い時間でも楽しく充実したときになるよう考えています!

クリスマス祝会
救い主イエスさまのご降誕をお祝いするときです。日曜学校の生徒・教師がイエスさまの降誕劇(ページェント)を演じます。保護者やご近所の皆様をお招きして、皆でゲームをしたり、讃美歌を歌ったりして、ご一緒にクリスマスを喜びお祝いします。共に会食の時も持ちます。手作りケーキはいつもとても美味しいと大好評です。
コロナ禍の今は、お客様をお招き出来ません。会食も出来ません。でも、クリスマスの喜びは変わりません。
今年は公同礼拝の後、日曜学校のクリスマスのお祝いのときを持ちました。プロジェクター画像を交えてイエスさま御降誕の朗読劇(シナリオは「みんなで行こうベツレヘム」:日本基督教団出版社から)と日曜学校紹介を行いました。
短い時間でしたが、とても楽しいひとときとなりました。
世の中が落ち着いたら、また多くの皆様と共にクリスマスをお祝いしたいなと願っております!
祈祷会
毎週木曜日
午前10:15~11:30


1階集会室

礼拝堂

玄関ホール

2階集会室

会堂横の駐車場

英会話ベックス隣の駐車場

日本基督教団 富士教会の沿革
富士教会は日本基督教団東海地区に属するプロテスタントの教会です。さかのぼれば米国夫人宣教師L.H.ピアソン師(共立女子神学校校長)の伝道を受け設立された旧日本基督教会岩本伝道所(現岩本教会)の伝道支援により、1925(大正14)年に創設の加島伝道所に始まり、1951(昭和26)年に第一種教会として独立し、現在に至っています。その間、1972(昭和47)年に発足した東海連合長老会(地域長老会)に当初から加盟し、日本基督教団によって改革長老教会の伝統を重んじつつ、伝道、教会形成に励んでいます。
歴代の牧師は芳賀真俊、竹内良雄、川崎嗣夫、福田雅太郎、桑原睦彦各師です。
教会独立70周年を迎えた2021(令和3)年には、現在地に新会堂を建設し、新たな志のもと希望の船出を致しました。この建築事業のため,1974(昭和49)年に献堂し田子浦集会所(新富士駅南)を土地売却の決断を余儀なくされましたが先達方の熱き信仰をと祈りを受け継いで引き続き、聖書を拠り所とし、信仰告白を土台とした礼拝と祈祷会、子ども達や中高生への伝道を担う器としての日曜学校により一層注力し、イエス・キリストの体なる教会の形成に励んでゆく所存です。