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礼拝説教要旨2025年12月

2025年12月7日

「シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言っ

た…。」   (ルカによる福音書2章28節)

主イエスがお生まれになってから40日が過ぎた頃、両親はエルサレム神殿に上り律法の定め通りにいけにえを献げます。幼子の主イエスを聖霊に導かれ見分けたシメオンは、この幼子こそ待ち望んでいたキリスト(救い主)であると確信し、神を誉め称えます。そして祝福の言葉として「この幼子は多くの人々の罪をあらわにし、その罪の真相を明らかにする」と共に「その罪によって滅びてしまわない為に十字架の道を歩むことになる」と預言致します。これは私達へと向けられた祝福の言葉です。やがて成長した主イエスは、シメオンの預言通り苦しみを受け十字架に架けられました。それにより私達がそこから救われるべき罪が暴かれ、同時にその罪からの贖い(赦し)が成し遂げられました。これが福音です。祝福が神へと向かう時賛美となり、人へと向かう時福音(良い言葉)となるのです。クリスマスを機に日本中、世界中に賛美と福音が満ち溢れます様祈ります。

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​2025年12月14日

「マリアは言った。“…お言葉どおり、この身に

成りますように”…。」 

 (ルカによる福音書1章38節より)

主イエスの地上の母として選ばれたマリア(父はヨセフ)の元に天の御使いが遣わされ、驚くべき事を告げました。“あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。その子は…いと高き方(神)の子と言われる…”(31~32節)。ヨセフとは婚約してはいましたが結婚はしておらず、律法に従い離れて暮らしていたマリアはこの時まだ10代前半の少女でした(ヨセフも同世代)。若い2人にとって御使いが告げる御言葉は俄かには理解し難く、当初マリアは驚き戸惑います。しかし御使いとの対話を経て“神には御出来にならぬ事は何1つない”(37節)と示されマリアは神の選びを受け容れ、主イエスの母となる決心を致します。“受胎告知”としても知られるこの出来事で、信仰の従順をマリアが言い表わせばこそ聖霊による救い主の降誕が成り、私共と世界の希望が新しく拓けて行きました。御心が成る為に己が身を献げる人が求められています。

牧師 桑原睦彦

2025年12月21日

「いと高きところには栄光、神にあれ。地には平

和、御心に適う人にあれ。」 

 (ルカによる福音書2章14節)

‟平和“を願わない人はおりません。過去に過酷な戦争体験をした私達日本人誰もが、戦争の悲惨さを思い、2度と同じ過ちを繰り返さぬ願いを持っていると信じます。クリスマスに普通の赤ちゃんとして降誕された神の御子キリストは“平和を創る救い主”でした。冒頭の御言葉は、主イエスの降誕当日の夜ベツレヘム郊外の野原で野宿し乍ら夜通し羊の群れの番をしていた羊飼い達の前に現われた御使いが、群れを成し大合唱した賛美です。‟全ての民のため、そしてあなた方のために今日救い主キリストがお生まれになった”と告げながら御使いの群れは神を賛美して主の御降誕を喜び祝ったのです。この救い主によって地上に真の平和が創られる時、神の御名が崇められ栄光が顕わされます。讃美歌106番(54年版)の作詩家P.ゲルハルトは「主の飼い葉桶になりたい」と言いました。クリスマスが御子キリストを心の内にお迎えする喜びの時となります様に。

牧師 桑原睦彦

​2025年12月28日

「今、私がここに立って裁判を受けているのは、

神が私たちの先祖にお与えになった約束の実現

に、望みをかけているからです。」 

 (使徒言行録26章6節)

私達は、希望が無ければ生きて行けないと言われます。たとえ生死を左右する極限状況にあろうとも、望みや目標があるだけでこれを耐え乗り越えて、生き抜く事も出来るのです。パウロはかつての仲間であった同胞のユダヤ教徒から訴えられ裁判にかけられる苦しみを味わいましたが、その中で常に支えとなったのも希望でした。旧約の古い時代から預言されてきたメシア=キリスト(救い主)は、十字架に死なれ甦られたナザレのイエスであるとの信仰が、常に導きとなり支えとなってゆくのです。パウロはどれ程酷い迫害を受け苦しめられても同胞を恨まず、その救いの為に祈り続け福音を伝え、主イエスを証しし続けました。その力の源も信仰による希望でした。主イエスが希望の源であり続けて下さる限り、私達はどんな絶望にも打ち勝って神に賛美を捧げ、人に感謝する事が出来るのです。新しい年の祝福を祈ります。

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